連帯保証人と保証人の違いをまとめています。

保証人と連保証人の違い

保証人と連保証人の違い

何年も前のことですが、知り合った幾人かの中国人の方たちから、仕事に就く際の保証人になってほしいと頼まれたことがあります。それまで、病院に行って通訳をしてあげるとか、仕事探しを手伝うとか、日本語を教えるとかそういうことはしてきたのですが、さすがに保証人はなれませんでしたね。

身元保証人になれば、本人が会社に何かの損害を与えてその責任を負えない場合、身元保証人である私が損害賠償しなければならないわけですから。私には、とてもそのような資力はないので、申し訳ないのですが、すべてお断りしていました。

ところで、お金を借りるときにも、保証人あるいは連帯保証人が必要になることがあります。保証人と連帯保証人の違いは、保証人には催告の抗弁権と検索の抗弁権が与えられるのに対して、連帯保証人には、そのような権利が無いという点です。

催告の抗弁権というのは、債権者が保証人に主債務者の代わりにお金を返済するように請求してきたときに、保証人が、まず、主債務者に催告をするように請求できる権利のことです。検索の抗弁権は、保証人が、主債務者から返済を請求された場合に、主債務者の弁済能力を証明したうえで、その請求を拒否できる権利のことです。

連帯保証人の場合は、催告の抗弁権と検索の抗弁権もないので、主債務者が返済できなければ、連帯保証人が返済しなければなりません。つまり、連帯保証人になるということは、自分が借金をするのと同じことなんですね。

第三者の負債の肩代わりをしたことが原因で、破産の申し立てをせざるを得なかった人も少なくなく、また連帯保証人となった人が借金の肩代わりで生活が破たんし、自殺するということもあります。それから、保証人に迷惑をかけないように、生命保険金で返済しようとして、債務者が自殺するということもあります。このようなことが増えたため、金融庁は、平成23年7月に金融機関が企業へ融資する際に、直接的な経営に無関係な第三者の個人連帯保証人を求めないことを原則とした監督指針を改正しました。

連帯保証人になるということは、本当にリスクが大きいものです。安易に引き受けないようにしてください。

お金を借りる際は信用できる金融機関のカードローンがいいですよ。保証人は保証会社がなってくれるので不要です。

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